きたきたきたー!来ましたよ!今年上半期のベスト3に入る作品(あくまで個人的なもの)が登場しました!その名も「スタートレック」。超面白かったです。てなわけで、
個人的ランク:A+(最高「A+」〜最低「C−」の9段階)
僕はドラマのスタートレックはあまり知りませんが、監督のJ.J.エイブラムスも、この作品に携わるまではそれほどスタートレックのファンではなく、それゆえ「スタートレックを知らない人でも楽しめるような作品にした」とのことです。この選択は大正解だと思います。
スタートレックとは
もともと1966年から続くアメリカのテレビドラマシリーズで、ジーン・ロッデンベリーという人が、「アメリカ西部を開拓する幌馬車隊のように宇宙を開拓する物語」というイメージで考案されたストーリーです。宇宙船に乗って、さまざまな惑星を旅する物語なのですね。で、今回の映画なのですが、数あるスタートレックシリーズでも特に人気の高いジェームズ・T・カーク船長が、人生で初めて「キャプテン」になるまでを描いています。このカーク船長を演じているのが、かなり「抜擢」に近いクリス・パイン。ただ、かなりのはまり役だと思います。クールなスポックに比べて情感あふれるカーク船長を、見事に演じていました。クリス・パイン、今後「来そう」な役者さんです。そして、スタートレックといえば、とがった耳とそろった前髪が忘れられない「スポック」。これを演じているのが、なんとアメリカのドラマ「HEROES」で最強の悪役である「サイラー役」のザカリー・クイント。「HEROES」の時は、あのいや~な目つきが本当に悪役にぴったりでしたが、今回のスポック役も非常にクールに演じていて、これまたはまっています。ザカリー・クイントがうまいのか、エイブラムスの指導がうまいのかわかりませんが、「これぞスポック!」という演技です。
盛り上がる演出
こういう宇宙ものというと、連邦軍だのどこどこの惑星だの、名前がごちゃごちゃになってきてストーリーがわからなくなってくるということがあるのですが、この映画に関していえば全くそんなことはありません。非常にわかりやすいストーリーになっています。脚本はやや強引かなと思えるところもあるのですが、エイブラムスのテンポのよさで、あまり深く考えずに楽しめるようになっています。音楽も非常によく、最後のクライマックスでは、あまりにも壮大なシーンで感動的な音楽が流れてくるので、思わず涙が出てきたほどでした。
カーク船長とスポックの対比
この映画、2人の主人公、カーク船長とバルカン星出身のスポックを中心に物語が進んでいきます。カークは「激情型」の人間で、喜怒哀楽をそのまま出すタイプとして描かれています。逆にスポックは、常にロジカルで冷静沈着、表情を変えない人物として描かれています。この2人の掛け合いが非常に面白く、あえて言うならば、スラムダンクの流川と桜木、「相棒」でいうならば杉下右京と亀山薫のような存在です(まあざっくり見て、ですよ)。特にスポックの方は、劇中で「論理的に考えろ!」という学生時代のシーンを入れることによって、ロジカルシンキングに対するこだわりがとても大きく感じられます。こういう演出、うまいなぁと思います。
とにかく映画館で!
語り始めると本当にすばらしい作品で、いろいろと言いたいところはあるのですが、とにかく劇場で見ることをお勧めします!あの大きなスクリーンでありえないくらいの楽しい宇宙活劇を見てほしいと思います。僕はあまりの素晴らしさに、涙が出るくらい楽しんでしまいました。
GWなので、映画を観てきましたよ!アカデミー賞作品の「スラムドッグミリオネア」です。いやぁ、これは面白くていい映画でしたね。考えさせられるところも満載で、単にエンターテイメント作じゃないところが、やっぱりアカデミー賞受賞するだけのことはあるなぁと思いました。
個人的ランク:A+(最高「A+」〜最低「C−」の9段階)
てなわけで、最高ランクです。「おい、最近のエントリー、最高ランクばっかりじゃないか!」と突っ込まれそうなんですが、面白い作品ばっかりなので、しょうがないじゃないか!
PG-12な前半部分
この映画、後半はそうでもないんですけど、前半はいろいろと過激な描写が多くて、小学生以下には大人の同伴が必要な「PG-12」作品となっています。僕はインド自体訪れたことがないんですけど、いろいろな人からインドのスラム街についての話を聞きます。で、この映画ではその辺の実態と言うか、たぶん本当のことなんだろうなと思えるような描写がたくさん出てきます。というか、本当かどうかは判断できないんだけど、「本当に起こってそうだな。」と思えるのに十分な説得力がある映画だと思います。現代の日本では考えられないことが、ちょいと昔のインドでは当たり前に起こっていたんだなと思いました。うーん、いろんな意味ですごいぞ、インド。
アカデミー賞にしてはハッピーな映画
前半の描写はなかなか過激なのですが、ストーリー全体は、「よし、おれも頑張ろう!」と思えるようなガッツが出てくるものになっています。「どうせ、アカデミー賞とるような作品って、ちょっと社会批判なんかもあって、どちらかというと暗めの作品でしょ?」と言う人なんかは、この「スラムドッグ」で考えが変わると思います。僕は、感想としては、「お、この作品をアカデミー賞に選ぶなんて、なかなかやるなぁ。」でした。
音楽や構成がとてもよい
この映画、主体となる場面が、「ミリオネア会場」と、主人公のジャマールによる「回想シーン」の2つあります。この2つをどのようにつなげるかでテンポが変わったり、ストーリーがわかりづらくなったりすると思うのですが、ダニー・ボイル監督は見事にここをクリアしていました。非常にわかりやすい構成で、思わずスクリーンに見入ってしまいました。
また、音楽も効果的でかつインドを髣髴とさせるものがありました。ここらへん、ある意味ハリウッド的でもありますね。
とてもいい映画です
てなわけで、とてもいい映画でした。ラストに出てくるダンスシーンは、個人的に好きな演出ですね。監督のダニー・ボイルは、「トレインスポッティング」や「28日後・・」という映画を作っているので、また時間のあるときに見直してみようかと思います。
さあ、3本目。クリント・イーストウッド監督の「グラン・トリノ」です。これはいい映画でした。
個人的ランク:A+(最高「A+」〜最低「C−」の9段階)
イーストウッド監督の作品は、最近特に気になるようになり、「ミリオンダラー・ベイビー」はそれほど好きじゃないんですが、ちょっと前に見た「チェンジ・リング」や今回の「グラン・トリノ」などは、僕のお気に入り作品と言えます。
日本人に合っているのか?
イーストウッド監督の作品は、どれをとっても「重厚」という言葉がとてもよく当てはまると思います。壮大な音楽はそれほど使わず、ひたすら物語を追っかけて行くドキュメンタリー的な作りは、もはや職人芸と言えるのではないでしょうか。僕は、この監督の作品を見るといつも思うのですが、テンポやら演出やらがとても日本人に合っているような気がするのです。今回の作品で言うと、ストーリー展開はそれほど速くないのです。どちらかというと、一つの事件をじっくりとクローズアップして、登場人物の心の動きをきちんと描いていくタイプの作品に思えます。イーストウッド監督の作品は、エンターテイメント性よりも、むしろそういうリアリティの感じる演出が素晴らしいと感じます。僕は、こういう手法は日本人が大好きなところだと思うんですよね。逆に、以前にイーストウッド監督が故・黒澤明監督の試写会で、「あなたがいなかったら、今の私はなかった」と黒澤監督に向かって言ったとのことですから、イーストウッド監督も日本の映画から多大な影響を受けているのでしょう。
軽妙な会話も楽しめる
この映画、全体的に重厚な造りなのですが、くすっと笑える部分もあります。イーストウッド演じるコワルスキーが散髪するシーンなのですが、ここの場面はかなり楽しめます。前半と後半に一回ずつ散髪屋さんのシーンが出てきますが、特に後半はお勧めです。大人の会話がこの映画で学べますよ(笑)。
Yahoo映画でも4点台後半という驚異的な高得点を得ているこの映画。確かに素晴らしい出来だと思います。このGWに是非とも見に行ってみてください。
いやぁ、久しぶりのインターネットを堪能しております。GWなので、実家に帰り、そして母のパソコンでインターネットです。楽しいですね。
で、徳島県に行っても映画はちゃんと見てました。4月は3本みましたね。まずはそのうちの一本、「レッドクリフ PartII」から書きましょう。
まずはいつもの個人的なランク:A+(最高「A+」〜最低「C−」の9段階)
てなわけで、最高ランクの映画です。もう鳥肌立つほどの映画でしたよ。
大迫力
うーん、何がすごいってもう全部すごいんですけど、やっぱり映画全体の迫力に圧倒されましたよ。ジョン・ウー監督のパワーを感じました。映画の中の迫力って何かなーと考えたんですけど、音楽とカメラワークなのかな。ちなみに音楽は、岩代太郎さんという日本人なんですね。もともと東京藝大を首席で卒業(!)するような人らしいんですが、最近特に映画音楽を手掛けるようになってきたとのことです。かっこいい音楽作りますよね。
戦略のぶつかり合い
どちらかというとパート1が、「戦闘がメイン」という作りだったのに対して、パート2は「戦略がメイン」になってました。Yahoo映画の評判なんかを見ると、「迫力がなかった」ということなんですが、あまりそんな風には感じませんでしたね。むしろ、孔明が天気を読むシーンや、周瑜の作戦などわかりやすく描かれていました。
ただ、僕は張飛と関羽のファンなので、この二人にもうちょっと活躍してほしかったという気持ちはありますね。
全然オッケーな演出
実は、物語の終盤、けっこう制作側で「作ってるな」と感じるところはありました。まあ、歴史物ってよっぽど資料がそろってないと完璧なストーリーなんて作れませんし、ある程度、想像で補うシーンも出てくると思います。で、この映画の場合、その「作っている」シーンは全然オッケーでした。むしろ良かったと思います。こういう娯楽大作は、どれだけ楽しめるかだと思います。
そんなわけで、映画好きな人はGWに是非ともこの作品を見に行ってください。あ、あと「パート1」を見ていなくても十分楽しめます。そのままゴーです(笑)。
映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を観てきましたよ。
予告
公式サイト
映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』公式サイト
個人的ランク:A+(最高「A+」〜最低「C−」の9段階)
めちゃめちゃ面白かった
いやぁ、これはめちゃめちゃ面白かったです。後半の盛り上がり、すべての伏線への回答、現代医療に対する批判性など、あらゆるポイントから楽しめる映画だと思います。ただ、前半は多少中だるみするところもあるので、ランクは「A」でもいいような気もするのですが、まあ、扱う題材が医療っていうこともあって、最高の「A+」をつけました。超お勧め作品です。
あらすじ
公式サイトから引用
切れ者だが冷徹・非情な一面も持つ救命救急センター長・速水にかけられた「殺人と収賄」の疑惑、そして彼を取巻く医師たちの複雑に絡み合う様々な思惑。“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の異名を取る速水は果たしてシロか、クロか…?「バチスタ事件」から一年、東城大学付属病院に再び巻き起こる事件に、田口&白鳥が再び挑みます。エンターテインメント性の高さだけでなく、現在社会問題化する救急医療の問題をリアルかつスリリングに描いている点にも注目が集まります。
役者陣が素晴らしい
もう、僕の好きな役者ばかり出てますね。阿部寛に竹内結子、そして堺雅人。しぶいところでは、尾美としのりなんかも出ています。特に堺雅人は、出色のできじゃないでしょうか?というか、堺雅人は最近、どの作品も出色か・・・。
脚本も良くできているんですよねぇ。終盤にこんなにたたみかけてくるとは思いませんでした。
総評
竹内結子のおどけた演技もとてもよく、そしてあいかわらず阿部寛は存在感抜群。それに絶好調の堺雅人がぶつかれば面白くないはずがない。何気に山本太郎もよかったりする。
経営を最優先できない医療業界という特殊な世界で、いろいろな人の思惑があるんだなぁと勉強にもなります。ぜひぜひ劇場でご覧ください。