ニコール・キッドマン主演、「オーストラリア」を観てきました。
予告:
公式サイト:
2月28日(土)公開 映画「オーストラリア」公式サイト
個人的ランク:B+(最高「A+」~最低「C-」の9段階)
ネットで非常に低評価
この映画、予告編を見たときにとても面白そうだなぁと思っていました。音楽と言い、出演者と言い、かなり僕が好きそうな映画だな、と。で、Yahoo映画の評価を見たところ、非常に評価が低いのです。「え?なんで?」と思いながらも、あまり作品を観る前にレビューは読まないことにしているので、そのまま映画を観に行きました。
見終わって、評価が低いのが何となくわかりました。この映画、日本人が見ると非常に不愉快になるように描かれているのです。帰宅して、レビューを見てみると、ほとんどの低評価の原因が、そこにあるようでした。
歴史が間違って描かれている
この映画、始まって4分の3くらいは非常に面白いのです。音楽も壮大なものですし、ロケ地もきれいで、「まさに映画!」という印象を受けました。
しかし、残りの4分の1。ネットで低評価になるのも無理はないと思えるシーンが出てきます。この作品の時代背景として、第二次世界大戦が出てくるのですが、日本軍がオーストラリアに攻め込んでくるシーンが登場します。それで、歴史的には、確かに日本軍はオーストラリアを空爆しているのですが、「上陸はしていない」とのことなのです。
この映画では、日本軍が上陸し、さらに物語上、重要なアボリジニを殺してしまいます。ここのシーンが、多くの日本人にとって「おいおいおい。」となる部分なのです。
単に批判だけしていいのかな
ただ、そこまで目くじらを立てなくても良いんじゃないかなと思います。あくまで映画ですし、そもそも上陸はしてないけど、やっぱり空爆はしているじゃないか。そこのシーンだけ切り取って、「やっぱり白人至上主義は、なくなってないのね。」と言うのは、ちょっと違うかなぁと思います。
僕は、日本軍がオーストラリアに攻め入ったという歴史も知りませんでしたし、先住民であるアボリジニと白人との確執も知りませんでした。多少脚色はあるようですが、そういうことを意識するきっかけとしては、この映画は良いんじゃないでしょうか。
総評
日本軍がアボリジニを殺してしまうと言う、「あちゃー」な場面はありますが、映画としてはなかなかよくできていると思います。音楽も良いなぁと思っていたら、このバズ・ラーマンという監督、「ムーラン・ルージュ」も作っているのですね。あれも良い映画でした。
「この映画は日本人にはお勧めしません。」というコメントも見ましたけど、まずは観に行ってみることが大事だと思います。外国人が日本軍をどのように描いているのか。そこも一つの観るポイントだと思いますよ。