堺雅人さん主演の「ゴールデンスランバー」という映画を見てきました。
ゴールデンスランバー : 映画情報 – 映画のことならeiga.com
山本周五郎賞を受賞した伊坂幸太郎の逃亡劇を、「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」でも伊坂作品の監督を務めた中村義洋が映画化。主演に堺雅人、共演に竹内結子、吉岡秀隆、香川照之、大森南朋、柄本明ほか。野党初となる首相の凱旋パレードが行われている仙台で、ラジコンヘリ爆弾を使った首相暗殺事件が起きる。
この映画、超おすすめです。伊坂幸太郎と中村義洋監督というのは絶妙のコンビで、「アヒルと鴨のコインロッカー」では、その完成度の高さに驚きました。「ゴールデンスランバー」の原作は読んでないのですが、逃げ続ける主人公についての描写がとてもよくできていました。2回ほど泣くポイントがあります。悲しくて泣くのではなくて、温かくて泣きます。
伊坂幸太郎の「だんだんとその登場人物のことがわかってきて、終盤にほろっとさせる」手法は、この映画でも健在だと思いました。「チルドレン」なんかもそうでしたけど、ストーリーは淡々と進んでいくのに、妙に心に訴えるものがあるんですよね。この「ゴールデンスランバー」もそうでした。
導入部分からぐいぐい引きつけられます。どうぞ劇場で。
沖田修一監督、堺雅人主演の映画、「南極料理人」をMOVIXさいたまで見てきました。
これも面白い作品でした。荻上直子監督の「めがね」みたいにまったりな映画なのかな、と思っていたのですが、もうちょっとパンチの効いたコメディに仕上がってましたね。まあ、男8人出てきて2時間まったりな映画もどうかと思いますが・・(笑)。
この映画の最大の特徴は、ペンギンさえもアザラシさえも、そして(寒すぎて)ウィルスさえも存在しない南極の物語であることですね。しかも有名な昭和基地からさらに1000キロも離れていて、標高が富士山よりも高いところにある、本当に世界の果てのようなところで生活しているわけです。もともと南極観測隊員の西村淳のエッセイ「面白南極料理人」が基になっている映画なので、実体験から描かれていて、とてもリアリティありますよね。
で、8人の隊員の中には自ら志願してくる人もいれば、もう無理矢理連れてこられている人がいるわけです(主役の堺雅人なんかが無理矢理な人)。そこら辺のギャップもちゃんと描かれていて、まじめに毎日仕事をする人もいれば、「早く帰りたいよ-!」と言って、いつも逃げ出すことを考えている人もいるわけです。ここもすごく笑えるところです。
主役の堺雅人が演じているのが、海上保安庁から派遣された料理人・西村純。劇中に何度も食事のシーンが登場します。ある意味、「南極にいて一番楽しいことは、食べることさ。」と言わんばかりの脚本です。それで、この料理を作るフードコーディネーターというスタッフが存在する訳なんです。その人が、飯島奈美さんと榑谷孝子さん。飯島さんは、「ほぼ日」でも何度も登場していて、本当においしそうな料理を作る人です。
ほぼ日刊イトイ新聞 – 堺雅人さんと、満腹ごはん。
コメディなので、楽しいだけかというと、そうでもなくて単身赴任の大変さや、遠距離恋愛の大変さなんかが描かれていて、ちょっとじーんと来ますね。僕は、営業マンなので転勤がある訳なんですが、南極なんかに辞令を出されたらどんな気持ちになるんだろう、とふと思いました。まあ、言ってもそこまで悲観的には描かれてないですけどね、この作品は。
てなわけで、ほんわかとした笑いを求めている人には絶好の、そうでもない人にもぜひぜひ劇場で見てほしい素晴らしい作品だと思います。すごく面白いですよ。
映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を観てきましたよ。
予告
公式サイト
映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』公式サイト
個人的ランク:A+(最高「A+」〜最低「C−」の9段階)
めちゃめちゃ面白かった
いやぁ、これはめちゃめちゃ面白かったです。後半の盛り上がり、すべての伏線への回答、現代医療に対する批判性など、あらゆるポイントから楽しめる映画だと思います。ただ、前半は多少中だるみするところもあるので、ランクは「A」でもいいような気もするのですが、まあ、扱う題材が医療っていうこともあって、最高の「A+」をつけました。超お勧め作品です。
あらすじ
公式サイトから引用
切れ者だが冷徹・非情な一面も持つ救命救急センター長・速水にかけられた「殺人と収賄」の疑惑、そして彼を取巻く医師たちの複雑に絡み合う様々な思惑。“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の異名を取る速水は果たしてシロか、クロか…?「バチスタ事件」から一年、東城大学付属病院に再び巻き起こる事件に、田口&白鳥が再び挑みます。エンターテインメント性の高さだけでなく、現在社会問題化する救急医療の問題をリアルかつスリリングに描いている点にも注目が集まります。
役者陣が素晴らしい
もう、僕の好きな役者ばかり出てますね。阿部寛に竹内結子、そして堺雅人。しぶいところでは、尾美としのりなんかも出ています。特に堺雅人は、出色のできじゃないでしょうか?というか、堺雅人は最近、どの作品も出色か・・・。
脚本も良くできているんですよねぇ。終盤にこんなにたたみかけてくるとは思いませんでした。
総評
竹内結子のおどけた演技もとてもよく、そしてあいかわらず阿部寛は存在感抜群。それに絶好調の堺雅人がぶつかれば面白くないはずがない。何気に山本太郎もよかったりする。
経営を最優先できない医療業界という特殊な世界で、いろいろな人の思惑があるんだなぁと勉強にもなります。ぜひぜひ劇場でご覧ください。