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【映画】スタートレック

Posted by kharuna on 日曜日, 31 5月, 2009

きたきたきたー!来ましたよ!今年上半期のベスト3に入る作品(あくまで個人的なもの)が登場しました!その名も「スタートレック」。超面白かったです。てなわけで、
個人的ランク:A+(最高「A+」〜最低「C−」の9段階)
僕はドラマのスタートレックはあまり知りませんが、監督のJ.J.エイブラムスも、この作品に携わるまではそれほどスタートレックのファンではなく、それゆえ「スタートレックを知らない人でも楽しめるような作品にした」とのことです。この選択は大正解だと思います。

スタートレックとは

もともと1966年から続くアメリカのテレビドラマシリーズで、ジーン・ロッデンベリーという人が、「アメリカ西部を開拓する幌馬車隊のように宇宙を開拓する物語」というイメージで考案されたストーリーです。宇宙船に乗って、さまざまな惑星を旅する物語なのですね。で、今回の映画なのですが、数あるスタートレックシリーズでも特に人気の高いジェームズ・T・カーク船長が、人生で初めて「キャプテン」になるまでを描いています。このカーク船長を演じているのが、かなり「抜擢」に近いクリス・パイン。ただ、かなりのはまり役だと思います。クールなスポックに比べて情感あふれるカーク船長を、見事に演じていました。クリス・パイン、今後「来そう」な役者さんです。そして、スタートレックといえば、とがった耳とそろった前髪が忘れられない「スポック」。これを演じているのが、なんとアメリカのドラマ「HEROES」で最強の悪役である「サイラー役」のザカリー・クイント。「HEROES」の時は、あのいや~な目つきが本当に悪役にぴったりでしたが、今回のスポック役も非常にクールに演じていて、これまたはまっています。ザカリー・クイントがうまいのか、エイブラムスの指導がうまいのかわかりませんが、「これぞスポック!」という演技です。

盛り上がる演出

こういう宇宙ものというと、連邦軍だのどこどこの惑星だの、名前がごちゃごちゃになってきてストーリーがわからなくなってくるということがあるのですが、この映画に関していえば全くそんなことはありません。非常にわかりやすいストーリーになっています。脚本はやや強引かなと思えるところもあるのですが、エイブラムスのテンポのよさで、あまり深く考えずに楽しめるようになっています。音楽も非常によく、最後のクライマックスでは、あまりにも壮大なシーンで感動的な音楽が流れてくるので、思わず涙が出てきたほどでした。

カーク船長とスポックの対比

この映画、2人の主人公、カーク船長とバルカン星出身のスポックを中心に物語が進んでいきます。カークは「激情型」の人間で、喜怒哀楽をそのまま出すタイプとして描かれています。逆にスポックは、常にロジカルで冷静沈着、表情を変えない人物として描かれています。この2人の掛け合いが非常に面白く、あえて言うならば、スラムダンクの流川と桜木、「相棒」でいうならば杉下右京と亀山薫のような存在です(まあざっくり見て、ですよ)。特にスポックの方は、劇中で「論理的に考えろ!」という学生時代のシーンを入れることによって、ロジカルシンキングに対するこだわりがとても大きく感じられます。こういう演出、うまいなぁと思います。

とにかく映画館で!

語り始めると本当にすばらしい作品で、いろいろと言いたいところはあるのですが、とにかく劇場で見ることをお勧めします!あの大きなスクリーンでありえないくらいの楽しい宇宙活劇を見てほしいと思います。僕はあまりの素晴らしさに、涙が出るくらい楽しんでしまいました。