【book】カラマーゾフの兄弟(下)

This entry was posted by kharuna 日曜日, 29 11月, 2009
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やっと、やっと「カラマーゾフの兄弟」(新潮社版)を読み終わりました。

この本、上巻から数えると5月ごろから読み始めたんですけど、文章が難解でなかなか読み進まなかったんです(苦笑)。まあ、感想としては「ざっくり話の内容がわかってよかった。」くらいでしょうか(笑)。Amazonの書評とか見ていると「小説の中の小説だ!」とか「小説の最高峰だ!」とか書いてあるんですけど、そこまで読み込めなかった気がします。

いや、確かに宗教とか思想の面で、何かとても根幹的な背景があってそれをうまくストーリーにしているなというのは感じられるんです。ただ、キリスト教、聖書に精通していないと、そこからの引用が多くあるので全部を消化できるかというと難しいと思います。「へー。」くらいにしか思えなかったです。ただ、この本をきっかけに聖書を一度読んでみようかなとは思いました。思想家の吉本隆明さんも聖書についてしばしば講演なさってますもんね。やはり世界文学にキリスト教は切っても切り離せないものなのかなと思います。

そういえば吉本隆明さんが、前にNHKで「カラマーゾフの兄弟は、思想的にもストーリー的にも楽しめる貴重な作品です。」とおっしゃっていました。確かに下巻の裁判所でのシーンは、ページをめくるスピードが上がりましたね。面白かったです。思想的には、やはり上巻の最後にある「大審問官」がキーなのかなと思います。外大でロシア語を専攻していた友人もやはり講義で大審問官をやったとのことです。全体的に一回読んだだけではまだまだ消化し切れないところがあるので、間をおいてまた読んでみようかと思います。今度は最近売れていると話題の亀山さんバージョンを読んでみたいと思います。

ただ、これを読むのはちょっと間をおいてからです。村上春樹の「1Q84」もまだ読んでないんですよね。

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