岡山県美作市の水害(2日目)
さて、洪水から一夜明けた朝。家の周りは、言葉では言い表せない状況になっていました。
どこからか運ばれてきた土砂や草木が、家の前の木に絡みつき、また植林していた木々は根っこごとどこかへ流されていました。
家の塀も上の写真のように引きちぎられ、どこかへ流されて行きました。丁度ここの塀周辺を片づけているときに、NHKの取材が来ました。NHKは対応が早いです。災害の夜の次の朝にはもう来ていました。地元の民放も遅くはなかったけど、それでも午後に来たのでやっぱりNHKは早いなぁと思いました。また、カメラマンの人もすごく丁寧な話し方で(この時は、レポーターはおらず、カメラマンの人のみ)、好印象でした。ちなみに、我が家はこれで全国ニュースに映りました(笑)。
玄関の扉もこのように無残な姿になっていました。扉の片割れは遠くに流されていて、母がわざわざ拾ってきました。僕の災害二日目の作業は、この家の周りの土砂や草木を取り除くことでした。
上の写真が、家の周りの残骸を集めた写真です。我が家は、交差点の角にあるので水流の分岐点になり、ゴミがたまりやすくなっているのか、他のお家よりもそういう残骸が多いように思えました。ちなみに、災害時のゴミは、自治体が「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」にわけて家の前に出すだけで、すべてトラックで持って行ってくれました。写真はありませんが、全体のゴミ捨て場はすごいことになっていましたよ・・・。
家の中です。僕の実家は、店舗と住居が一体になっていて、この写真は、店舗の状況です。商品が下に落ちたり、床は泥だらけになったり、「どこから手をつければいいのやら。」という感想でした。
僕が、今回の水害で一番印象に残ったのは、「泥」でした。とにかくあらゆるところに泥が入り込んできました。泥は、さまざまな菌を含んでいるので、なるべく早く取り去らないと、人体にも悪いですし、もちろん家屋が腐っていく原因にもなります。3日目、4日目のエントリーで出てくるかと思いますが、床下にたまった泥は、床を全部取って、きれいにしなければいけません。今回は、建設会社の人にやってもらいました。そして、石灰やアルコールを撒いて、シロアリや細菌の繁殖を抑えなければいけないのです。
絨毯なんかも泥だらけでした。すべて廃棄処分です。水害の泥は、本当に厄介だなぁと感じました。
近くの材木屋さんから流れてきた材木。きれいな状態だったので、会社の人が回収に来たのかな・・。いつのまにかなくなっていました。
最後にちょっと和む写真。雨が流れる「雨とい」が流れて、そこに「稲」が活けられていました(笑)。人口的にやったものではなくて、朝見てみたらこんな風になっていたのです。母と二人でこれを見て笑ってしまいました。
3日目に続く。
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