Archive for 8月, 2009

【映画】サマーウォーズ

Posted by kharuna on 日曜日, 30 8月, 2009

細田守監督の「サマーウォーズ」を見に行ってきました。

うん、これは面白かったですね。細田監督の映画は、ストーリー的な面白さもありますけど、キャラクターがとても生き生きと描かれているのが特徴ですね。なんとなくノスタルジーを感じるのも素敵です。

ストーリーは、高校2年生の健二(草食系男子)が一つ年上であこがれの先輩、夏希に頼まれ、一緒に夏希の大叔母様の家で数日間過ごす・・・。その間に起こるインターネット上の大事件にみんなが巻き込まれていく、というものです。細田監督がなぜこのようなテーマを選んだかについては、インタビューで次のように話されています。

サマーウォーズ : 「日本映画の可能性を広げたい」細田守監督インタビュー – 映画のことならeiga.com

実は、アニメを作っている人はみんな、『夏の日の少年の、ある一瞬の出来事』みたいなのを描きたいんじゃないかって勝手に思ってるんです。賃金が安いとか労働環境が過酷だとか言われても、それでも一生懸命アニメをやっているのは、究極的にはそういうことなのではないかと。

アニメ好きには「おぉ!確かにそうだよな!」と思える発言ですね。『夏の日の少年の、ある一瞬の出来事』てのは、それだけで何かこう胸キュン的な、アドベンチャー的な響きがありますね。しかも、この「サマーウォーズ」では、憧れの一つ年上の先輩との冒険もあります。

そんな青春の味をかみしめながら、本筋のストーリーも非常に質の高いものになっています。舞台はインターネットの仮想世界になっているのですが、ギスギスした感じで描かれているわけではなく、とてもポップに明るく描かれています。この辺、細田監督はすごいセンスを持っていると思います。

ちなみに、細田監督、このインタビューで興味深いことを語っています。

サマーウォーズ : 「日本映画の可能性を広げたい」細田守監督インタビュー – 映画のことならeiga.com

家族のやりとりがメールやネットになっているのは当たり前だから、そうした中で起こる家族の楽しさを描きたかった。対比させてどちらが良い悪いというのではなく、どちらも一緒にあって価値のあるものだと。テーマ主義的な人だと、ネットは所詮かりそめのコミュニケーションで、家族のほうがホンモノだよって、道徳の教科書のようなこと言いがちだと思いますけど、それは絶対違うなと思って、もっとみんなが実感としてもっているであろうことを、ちゃんと描きたいと思いました」

あぁ、いいことを言うなと思いました。インターネットっていうのは、新しい文化だし、「出会い系サイトがきっかけで事件が起きた。」とかネガティブなことも言われますが、確実に人と人をつなげている素晴らしいメディアだと思います。この細田監督のポジティブさが、作品にも表れているのでしょうね。

そんなわけで、夏の日の少年の胸キュン的なところも味わえ、インターネットのポジティブさも味わえ、そして核家族化が進む現代人にちょっと懐かしい大家族も味わえるという、超お勧め映画ですね、これは。ぜひぜひ劇場で見てみてください。


岡山県美作市の水害(3日目)

Posted by kharuna on 月曜日, 17 8月, 2009

さて、水害から3日目です。これくらいになると少し状況に慣れてきたというか、「さあ、今日も片付けやるか!」という開き直ったような気持ちになってきます。ただ、今まで気が張っていたのが(アドレナリン出ていたのが)、徐々に緩くなってきて疲れがどっと出る時期でもあります。うちの母はこの日、殆ど食べ物が飲み込めませんでした。近所の人たちにも疲労の表情が見えます。

そんな時に、日頃からお付き合いしている仕事の仲間、昔からの仲間が助けに来てくれました。

DSC_2203

僕は今まで、近くで災害があっても「僕なんかが行っても邪魔になるだけだろう。」と思って、ボランティアは行ったことがありませんでした。しかし、今回、自分が災害にあってみて、この考えは間違っているんじゃないかと思いました。なぜなら、

1.人数が増えるだけで心強い
2.被災者は、話す人がいるだけでも心が紛れる
3.単純に作業が早く進む
4.これだけ助けに来てもらっているんだから、自分も頑張らねば、と思える

というようなことが挙げられるからです。見舞いに来てくれる、というだけでもうれしいもんですが、長靴をはいて、タオルを持参し、「大変だったなぁ!手伝うよ!」と言われると、どれだけ心強いことか!ちなみに、ありがたいことにお見舞いとして、たくさんの人に差し入れをいただきました。これ、特にもらってうれしかったものを(今後、自分が見舞う側になった時のために)挙げておきます。

1.軍手、タオル(雑巾含む)、ビニール手袋、ゴミ袋
2.お茶、水
3.食べるもの、甘いもの

多くの方が、これらの品物を持ってきてくれました。僕だと、こういう品物が思い浮かぶかどうか、わかりません。特に今回は、泥が本当にすごかったので、雑巾は次から次へと消費していきました。また、大量にゴミも出るので、ゴミ袋などもうれしかったです。

ところでライフラインですが、我が家の場合、不幸中の幸いというか、初日にお湯が出なかったくらいで、翌日には電気工事の人やガスの人が来て下さって、すぐにお風呂や電気が使えるようになりました。この辺は、被害が少なかったのでましな方だと思います。

DSC_2180

あと、結局、床下にたくさんの泥が入っているので、床板をすべて外して泥を取り除いてもらいました。この作業は、建設会社の人が親切にもやって下さいました。

DSC_2183

横で少し見ていましたが、とても大変な作業だったと思います。ありがとうございました。泥を除いた後は、扇風機で乾燥し続け、仕上げに石灰を撒きます。石灰を撒いておくとどんどん水分を吸収してくれるそうです。

DSC_2187

中庭の様子。土の上に泥がこんもりと積っております。これもすべて取り除かなければいけませんでした。まだまだ作業は続きます。


岡山県美作市の水害(2日目)

Posted by kharuna on 日曜日, 16 8月, 2009

さて、洪水から一夜明けた朝。家の周りは、言葉では言い表せない状況になっていました。

R0019227

どこからか運ばれてきた土砂や草木が、家の前の木に絡みつき、また植林していた木々は根っこごとどこかへ流されていました。

R0019236

家の塀も上の写真のように引きちぎられ、どこかへ流されて行きました。丁度ここの塀周辺を片づけているときに、NHKの取材が来ました。NHKは対応が早いです。災害の夜の次の朝にはもう来ていました。地元の民放も遅くはなかったけど、それでも午後に来たのでやっぱりNHKは早いなぁと思いました。また、カメラマンの人もすごく丁寧な話し方で(この時は、レポーターはおらず、カメラマンの人のみ)、好印象でした。ちなみに、我が家はこれで全国ニュースに映りました(笑)。

R0019235

玄関の扉もこのように無残な姿になっていました。扉の片割れは遠くに流されていて、母がわざわざ拾ってきました。僕の災害二日目の作業は、この家の周りの土砂や草木を取り除くことでした。

DSC_2152

上の写真が、家の周りの残骸を集めた写真です。我が家は、交差点の角にあるので水流の分岐点になり、ゴミがたまりやすくなっているのか、他のお家よりもそういう残骸が多いように思えました。ちなみに、災害時のゴミは、自治体が「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」にわけて家の前に出すだけで、すべてトラックで持って行ってくれました。写真はありませんが、全体のゴミ捨て場はすごいことになっていましたよ・・・。

R0019246

家の中です。僕の実家は、店舗と住居が一体になっていて、この写真は、店舗の状況です。商品が下に落ちたり、床は泥だらけになったり、「どこから手をつければいいのやら。」という感想でした。

R0019245

僕が、今回の水害で一番印象に残ったのは、「泥」でした。とにかくあらゆるところに泥が入り込んできました。泥は、さまざまな菌を含んでいるので、なるべく早く取り去らないと、人体にも悪いですし、もちろん家屋が腐っていく原因にもなります。3日目、4日目のエントリーで出てくるかと思いますが、床下にたまった泥は、床を全部取って、きれいにしなければいけません。今回は、建設会社の人にやってもらいました。そして、石灰やアルコールを撒いて、シロアリや細菌の繁殖を抑えなければいけないのです。

R0019260

絨毯なんかも泥だらけでした。すべて廃棄処分です。水害の泥は、本当に厄介だなぁと感じました。

R0019258

近くの材木屋さんから流れてきた材木。きれいな状態だったので、会社の人が回収に来たのかな・・。いつのまにかなくなっていました。

R0019285

最後にちょっと和む写真。雨が流れる「雨とい」が流れて、そこに「稲」が活けられていました(笑)。人口的にやったものではなくて、朝見てみたらこんな風になっていたのです。母と二人でこれを見て笑ってしまいました。

3日目に続く。


岡山県美作市の水害(1日目)

Posted by kharuna on 土曜日, 15 8月, 2009

えーっと、僕はかれこれ33年生きてますけど、水害というものに初めて出くわしました。床上浸水だったのですが、くるぶしのところまで水が来て、畳を2階に上げたり、位牌を移動させたり、浸水してきて思いつく大事なものをとにかく濡れないようにしました。

1日目(2009年8月9日)の写真です。

洪水中です

この日は、会社の9連休の初日で、偶然にも僕が徳島から実家の岡山に帰った日でした。20時前くらいに家に到着して、晩ご飯(コロッケ)を食べ、「いやぁ、雨すごいなぁ。」と言っている時でした。うちの母が、

「ちょっと!お店に水が入ってきてるわ!はよ、こっち来て!」

と食卓にいる父と僕を呼んだのでした。うちは、お店と住居が一体になっているタイプの家屋で、一番床が低いお店から浸水したのでした。でもこのときはまだ、「床上浸水」などという言葉は夢にも思わず、「ありゃまー。」と思ったくらいでした。

しかし、父が2階に上がり、外の様子を見たときに

「おい!外がすごいことになっとるぞ!」

と呼ばれたので、僕も2階に上がって外を見たのでした。・・・衝撃的でした。僕の家の前は179号線という国道が通っているのですが、その道が「激流」になっているのです。川になっているのです。アメリカのグランドキャニオンを生で見たときも衝撃的でしたが、国道が水で覆われているのも別の意味で非常にショッキングな映像でした。

やや茫然とした後、1階に下りてみて、その水位を見てみました。すると大体僕の腰くらい、1メートル弱くらいでしょうか、それくらいの水位がありました。そして、玄関を見ると、じわじわとドアの隙間から水が入ってくるではありませんか!そしてドアの外の水位も上がっていき、最終的には僕の首くらい、160センチくらいになりました。ドアを開けると一気に水が入ってきそうな勢いです(さすがに開けませんでした)。

外の水位が上がると、やはり圧力の関係で浸水速度も上がり、どんどん水が家の中に入ってきます。まず玄関の靴が濡れ始め、次にはいよいよ床上にくるかも、というところでした。ついに家族全員、「これはやばい。」という認識になり、位牌を2階に上げました。その前に、電気がショートして停電してしまったので懐中電灯を点灯しました。乾電池がなかったりして、こういうときのためにやはり乾電池などは日頃からチェックした方がいいなと思いました。

次に畳を濡れないようにしようということで、和室の(多分普通の畳よりも高価な)畳を2階に上げることにしました。畳の外し方は、マイナスドライバーを畳と畳の間に差し込み、てこの原理でぐいっと畳を持ち上げます。そのようにして1枚外すと、次から次へと畳を外すことができます。今回、下部が少し濡れてしまいましたが、それほど濡れてない状態で2階に畳を上げることができました。ただし、そのようにできたのは、一部の畳だけで、祖母の部屋の畳などはすべて水浸しになってしまいました(当然ながら廃棄処分)。

うちはお店(薬局)をやっているので、商品もいくつか2階に上げたのですが、本当に少しだけで、他の殆どの商品は水没してしまいました。パソコンは、データが詰まっているので、早めに上げておきました。

で、ついに床上まで来て、くるぶしまで浸水すると、水の勢いが弱まり、ゆーっくりと水位が減っていきました。僕は水害というと、ずっとびちゃびちゃなのかと思っていたのですが、水は入ってくる時も早いのですが、出て行くときもなかなか早いです。

水かさがこれ以上増えないと思うと、すごくほっとしました。家の外の水位も膝くらいまで下がっていたので、サンダルをはいて外に出てみました。その時の写真です。

水害

ふと見ると、車庫に止めていた自家用車が3台とも流されていました。一瞬にして、車が使えなくなりました。3台とも親の所有物なので、僕の車が水没したということではないのですが、それでもすごくショックでした。あれだけいろいろなところに乗って行った思い出深い自動車が、ぷかぷかと水面に浮いているのです。水のすごさを見せつけられました。

茫然としていると、駐在さんがやってきて、「雷もまだあるみたいだし、落雷や2次災害にあうといけないので、すぐに家に戻ってください!」と怒られてしまいました。確かにその通りです。車をそのままにして(国道のど真ん中に、車は流されていた・・)、すぐに家に戻りました。

2階で初めて激流を見たときに、弟に電話をかけて、何度も状況を報告していました。父には、「こんなときに電話なんかするな!」と怒られましたが、今から考えると災害の外にいる人に早めに報告することはいいことだな、と思います。弟に連絡することによって、ほかの町内の人の安否を確認できた、ということがありました。

というわけで、ひとまず大丈夫なことを弟に告げ、その日は「水のシャワー」(お湯が出なくなった)を浴びて、寝ることにしました。だいたい深夜1時だったと思います。僕は割と気楽な性格なので、そんな早く寝てしまいましたが、両親は深夜4時まで、ほかの人も5時、6時まで起きていたという話も聞きました。

さて、衝撃の2日目は次のエントリーに書こうと思います。


【映画】アマルフィ 女神の報酬

Posted by kharuna on 日曜日, 2 8月, 2009

これ、予告を見たときに「織田裕二の演技がストレートすぎるなぁ・・・。」と感じたのですが、本編を見てもやっぱりその気持ちは変わりませんでした・・・。いや、面白い作品だったのですが、息をつく暇がないと言うか、もうちょっと力を抜くシーンがほしかったなぁと言うところが率直な感想です。僕は織田裕二はかっこいいと思うのですが、3枚目的なところがあれば、その魅力は倍増すると思うんですよ。

ストーリーは、織田裕二演じる外交官・黒田康作が誘拐事件を解決していくというものです。誘拐される子供のお母さん役に天海祐希、重要人物として戸田恵梨香や佐藤浩市が出演しています。息をつく暇がないと言うのは、ストーリー全体が誘拐事件なので、みんな緊迫しているのですよ。緊迫してないのは、電話だけで登場している中井貴一の声だけでしょうか・・・。まあ、たぶん製作者側もそういうのは感じたのかもしれませんが、おそらく原作がそういう作りなのかもしれませんね。そういえば、同じ作者(真保裕一)の原作で織田裕二が出演した映画といえば、「ホワイトアウト」がありました。あの作品もなかなか緊迫感があって見ごたえがある映画でした。

ちょっと辛口から始まってしまいましたが、ロケ地のイタリアはすばらしくきれいで、僕はイタリア語は話せませんが、出演者の皆さんもイタリア語をきれいに話されていたような気がします。ストーリーもわかりやすくて破綻がなく、最後まで目が話せませんでした。ただ、天海祐希の職業が看護師さんだったのですが、あれだけエレガントな看護師さんって本当にいるのか?!というのは、チラッと思いましたね。天海祐希、かっこよすぎるわぁ・・。

監督の西谷弘さんは、「容疑者Xの献身」でも監督をした人です。福山雅治が登場してくれたのは、西谷さんのおかげなんでしょうか・・・。この人の作品は、作りがしっかりしていて安心してみていられますね。次回作がまた楽しみです。


【映画】ハリー・ポッターと謎のプリンス

Posted by kharuna on 日曜日, 2 8月, 2009

さて、ハリー・ポッターの6作目「謎のプリンス」見に行ってきましたよ。エヴァンゲリオンと違って、原作も全部読んでますし、映画もはじめからすべて見てます。つまりは、(エヴァに比べて)前知識豊富と言うことです。

僕は、原作でいうとこの「謎のプリンス」はシリーズで1,2位を争うくらい好きな作品です。前半はそうでもなかったのですが、後半、クライマックスに近づくにつれてもうどんどんページがめくられていきました。実は5作目の「不死鳥の騎士団」までは、「まあ、世間のみんなが読んでいるから僕も読んでみようかな。」という気持ちで読んでいたのですが、この「謎のプリンス」は、流行とかそういうのは関係なく、本当に面白いと感じました。最後のほうは本を読みながら泣いてしまいましたよ、30代の男が!

そんな思い入れの強い今作なのですが、映画もとてもよくできていました。ネットでの評価はあまりよくないみたいなのですが、僕が思うにこの映画の評価を低いと感じるのは、1作目の「賢者の石」のような明るい作品をハリー・ポッターに求めてしまっているんじゃないかと思うんですね。もう、これを期待していると「不死鳥の騎士団」あたりからはぜんぜん楽しめないんじゃないかと思います。最終巻の「死の秘宝」なんて、ひたすら暗いんですから、そこは過去のハリー・ポッターのイメージを捨てたほうがいいんじゃないかなと思います。

僕は、今回の作品は、とても原作を大事にしてできるだけ忠実に作られていると思います。恋愛関係のシーンは、それなりにオリジナルにはない部分があるかと思うのですが、ストーリーの大筋はしっかりと守られています。しかもあのすごいボリュームの原作を、154分と言う長さで抑えているところもすごいです。確かにヴォルデモートの父のシーンなど、削られている部分はありますが、それはしょうがないと思います。むしろ、編集よくがんばったと言いたいです。

さあ、最終巻「死の秘宝」は2回に分けて上映されます。僕の好きなルーナ・ラブグッドちゃんも活躍しますし(僕はハーマイオニーよりもルーナちゃんです)、今から非常に楽しみですね。そして、スネイプ先生はどうなるんでしょうか(知っているくせに・・・)。乞う、ご期待!


【映画】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

Posted by kharuna on 日曜日, 2 8月, 2009

まさか、僕がエヴァンゲリオンを見に行くなんて思っても見ませんでした。テレビも見たことないし、前作の「序」も見てないし、エヴァンゲリオンの知識なんてほとんどゼロでした。そんな僕が、会社の寮でいろいろな人から「面白いですよ。」と言われ続け、ネットでの評価も鬼のように高かったため、いきなりこのタイミングで行ってしまいました(笑)。

見た感想なんですが、エヴァの中には、「使徒」という悪役と言うか地球を滅ぼすキャラクターたちが登場するのですが、僕はこの「使徒」のデザインが独特で、とても惹かれましたねぇ。この妙なデザインの「使徒」にエヴァンゲリオンの初号機や弐号機などが応戦するわけです。で、話の内容からすると、エヴァンゲリオンには子供しか乗れないみたいなんですね。子供と言うのは、大人の言うことを聞かないし、感情もすごく不安定なわけですよ。そんな子供が大きな力を持っているエヴァンゲリオンに乗ってしまうわけです。すごい不安定要因なんですけど、この部分がエヴァンゲリオンの面白さの一つじゃないかなぁと思いました。

実際、やっぱり面白かったですよ、前知識がなくても。あったらあったでもっと面白かったんでしょうけど、なくてもそれなりに楽しめました。それで、会社のみんなに「エヴァンゲリオン見たぞ。」と言ったら、「序」を見るように言われたので、DVDで見てみようと思います。


【映画】サンシャイン・クリーニング

Posted by kharuna on 日曜日, 2 8月, 2009

これは面白い映画でした。何をやってもうまくいかない姉妹の話なのですが、暗さよりも「まあ、人生なかなかうまくいかないけど、がんばり続けよう。」っていうメッセージがこめられているような気がして、個人的に好きですね。しかも、なんか強く希望を持とう!という主張のある感じではなくて、すごーく控えめに描いているんです。

ですので、見る人によっては、「うーん、そんな希望が持てる映画か?!と言われそうで、そこは賛否分かれそうですね。映画評論家のおすぎさん

何より、生活に疲れている、決して幸福ではない主人公たちが明日の希望を託しながら、ある種の人生を送ろうという姿がいい。イライラとユーモアを混えての展開はリアルさがあり、老父を演じるアラン・アーキンも好演。おすすめの一本です。

と言うように書いています。なんていうか、変に映画のために脚色をしていると言うよりは、リアルに現実を描いていて、それでいて希望を持ち続けると言うタイプの作品なんですよね。この映画、ちなみにアカデミー脚本賞を受賞した「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフが作っているんですよ。雰囲気は確かに似ていますね。主人公は、「魔法にかけられて」でお姫さま役を演じたエイミー・アダムス。僕、この人大好きですね。すっごいキレイな人なんですけど、そこはあまり前面に出さず、演技で勝負している女優さんだと思います。なんとなく謙虚そうですよww。

いわゆるハリウッド映画のように派手ではありませんが、すごく大事にしたい作品のひとつだと思います。


【映画】ディア・ドクター

Posted by kharuna on 日曜日, 2 8月, 2009

西川美和監督、つるベーさん主演、あと瑛太とか余貴美子さんとか出ている映画、「ディア・ドクター」を見に行ってきましたよ。糸井さんがほぼ日の中で、「地味だけど面白い」って言っていたので、どんなもんかな思っていたら、本当に地味だけど面白い映画でした。僕は、この西川美和監督の前作「ゆれる」も見たんですけど、人間の心理描写というか、そういうのを描くのがうまい監督だなぁとおもいます。あと、女性らしいというか、「ゆれる」も「ディア・ドクター」も田舎が舞台なのがいいですね。僕は田舎出身なので、緑いっぱいの山間地帯とか映るとほっとしますよ。

ストーリーは、つるベーさん扮するお医者さん(ちょっといわくつき)が、じじさま、ばばさまばかりの田舎で超尊敬されて、超みんなから愛されているという設定で始まります。僕の好きな笹野高史が村長役で登場して、「どうだぁ、このお医者さんを連れてきたのはワシじゃぞー!」とか言って自慢げに話すシーンが出てきます。そんな愛されているドクターが、実は・・・。

ストーリーもなかなか面白いですし、つるべーさんのお医者さん役も(特にこの作品では)はまり役だと思います。作品中盤で、患者さんが肺気胸になって、急いで胸の空気を抜かなければいけない、という切迫したシーンが出てきます。その時のつるべーさんと、看護師役の余貴美子さんとのやり取りは絶品だと思いました。特に余貴美子さんの表情はすごくよかったですね。

ちなみに瑛太もめっちゃいいですよ。医師免許を取ったばかりのお気楽研修医役をやっているのですが、お坊ちゃん具合がよく出ていて(笑)、瑛太うまいなぁと思いました。他にも香川照之とか実力者俳優がそろっていますので、見ごたえあります。ま、「地味」というのは、この作品の場合、欠点ではなくて、じっくりと心理描写を描いているということだと思います。僕はこういうタイプの映画好きですよ。