【映画】大阪ハムレット
ネットで大評判、「大阪ハムレット」を見てきましたよ。
予告:
公式サイト:
___映画『大阪ハムレット』オフィシャルサイト___
Yahoo映画で、驚異の4.7台(2009年2月8日現在)
僕の主な映画情報源は、Yahoo!映画です。このサイトで、作品の評価がだいたい5点満点中4点を超えると、なかなかの名作になっていると思います(必ずしも相関しているとは言えませんが)。
で、この大阪ハムレット、僕が初めて見たときは、なんと前代未聞の「4.8点台」!これを見たときは驚きました。そして、そんな作品は見に行きましょうということで行ったわけです。
確かに面白い
ただ、学校の試験なんかと違って、映画の評価ってのは人それぞれなので、いくらYahoo映画で点数が良くても実際見てみたらそれほどでもなかった、ということが今までにもありました。しかし、この大阪ハムレットは確かに面白かったです。
大阪のとある家族が中心になってストーリーが進んでいくのですが、それぞれに悩みを持っていて、いろいろな角度からその悩みが描かれ、そしてどう取り組んでいくのかがテーマになっています。僕はこの映画を見たときに、リトル・ミス・サンシャインという作品を思い出しました。この映画も家族中心のストーリーでそれぞれに悩みを抱えていながらも、明るく取り組んでいく、というものでした。
松坂慶子と岸部一徳
キャスティングもよかったです。松坂慶子と岸部一徳が家族のお父さんとお母さん役なのですが(正確に言うと岸部一徳は血はつながっていない)、子供たちを温かく見守りながら、とても人間味のある夫婦として描かれています。二人ともうまいなぁと思いましたね。
子供たち
そして、ストーリーの中心とも言える子供たち。男ばかりの3人兄弟で、みんなそれぞれに悩みを抱えています。一番上の兄は、年上の女性との恋愛、2番目は自分の父親が何者であるかということ、そして3番目は、真剣に女の子になりたい、性同一性障害という悩み。おそらく、同じ状況の人がこの映画を見たら大粒の涙を流してしまうんじゃないかと思います。
大阪が舞台だからいい
しかし、そんな悩みが多い家族でも大阪弁で明るくしゃべっているのを見ていると、こちらも明るくなってきます。特に、兄弟が煮詰まったときによく川べりに行ってぼーっとしているシーンがあるのですが、そのすぐ近所の家でいつも夫婦げんかしている家が描かれていて、これはこれで大阪っぽかったです(笑)。
総評
いかにもお涙ちょうだい!的な映画ではなくて、じんわりと人間の温かさ、優しさを感じられる素晴らしい作品です。群像劇は、脚本や編集がうまくいかないとストーリーが伝わりにくいところがありますが、この映画はとてもわかりやすく、きちんと作られていると思いました。良作です。