【book】ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉
岩波現代文庫の「ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉」を読みました。
岩波書店
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とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
ファインマンは科学者の鏡である
自慢話ばかりです
いたずら好きのあっぱれな半生記
自分を欺かない!
これ、アマゾンではものすごい評価高い本なんです。このエントリー投稿時で、レビュー数が44件あり、そのうち5つ星が38件・・・。ちょっと他ではあまり見られない高評価ですよね。
で、「ファインマンって誰?」という人もいると思うので、Wikipediaから引用。
リチャード・P・ファインマン(Richard Phillips Feynman, 1918年5月11日 – 1988年2月15日)は、アメリカ合衆国出身の物理学者である。経路積分や、素粒子の反応を図示化したファインマンダイアグラムの発案でも知られる。1965年、量子電磁力学の発展に大きく寄与したことにより、ジュリアン・S・シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を共同授賞した。
というわけで、僕が生まれる10年前にノーベル物理学賞を受賞し、今から20年前に亡くなられた有名な物理学者です。何で読もうかと思ったかというと、そのまま「アマゾンで高評価だったから」です。
読んでみた感想ですが、僕はそれほど引き込まれた、というところまでは行きませんでした。物理や数学の話は多少出てきますが、それよりもファインマンさんがどれくらいお茶目な性格で、どれほどいたずら好きだったか、という話が圧倒的に多いです。
僕が印象に残ったのは、原爆の開発と、アリンコの生態観察、金庫破りの名人だったという件(くだり)でしょうか。この本の面白いところは、原爆の開発とアリンコの生態観察が同じような文体で、同じような雰囲気を保って書かれているところです。あくまでどちらも物理学者として興味があってやってみたこと、というような印象です。
また一番目の奥さんと死別したことも書かれていますが、これもわりと淡々とあっさり書かれています。そう、この本はすべてが軽快に書かれており、ポンポンポンッとシーンが変わっていきます。こういうのが好きな人であれば面白いのかもしれませんが、僕はもうちょっとじっくりと読める文章が好きかなと思いました。それでも最後まで読んじゃったのは、やっぱりファインマンさん独特の観点がよかったからかもしれません。
