【book】グレート・ギャツビー
村上春樹さん翻訳の「グレート・ギャツビー」を読了しました。大学の後輩から借りた本です。
中央公論新社
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現代の語り口にするにはちょっと無理があるかな。
暑い夏にまた読み返したいと思います。
「平等の国アメリカ」のウソ
古き良き時代への妄執の恐ろしさ
ギャツビー氏の人間性について
この本の作者、スコット・フィッツジェラルドという人は、アメリカでは教科書にも使われているような小説家で、F・スコット・フィッツジェラルド – Wikipedia によれば、20世紀を代表するアメリカ文学者だそうです。
フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド(Francis Scott Key Fitzgerald, 1896年9月24日 – 1940年12月21日)は、アメリカの小説家。一般にはF・スコット・フィッツジェラルドと称される。失われた世代を代表する作家の一人。
その中でも、この「グレート・ギャツビー」という作品は、フィッツジェラルドを代表する長編小説であり、出版した当初は2万部そこそこしか売れなかったらしいのですが、フィッツジェラルドの死後、その素晴らしさが認められ、飛ぶように売れ、今ではアメリカの教科書にも載っているそうです。
と、そんな知識はこの本を読んだ後にインターネットで調べて知りました。この本を手にした時は、前知識なし、ただ単に村上春樹の翻訳本を読んでみたくて、たまたま後輩が貸してくれたこの本を読んだのでした。そんな状態で読んだ感想としては、
・前半は、人間関係がよくわからなくて、最終的にどのような結末になるのかよくわからなくて、ただただ読んでいた。
・後半になるにつれ、「あぁ、この本はそういう結末に向かって進んでいくのか。」ということがじわじわとわかってきて、ページをめくるスピードが上がる。
・村上春樹さんによるあとがきを読み、この本がどれほど村上さんにとって大切で、そしてフィッツジェラルドという作者がどんな人かを知ることができた。
というものでした。一通り読んでみると、じわーんと面白かった、という印象。ただ、読み終わってから、もう一度最初から読んでみたんですけど、これが1回目に読んだ時とは全然一つ一つの文章が違って見える。1回読んでいると、ギャツビーがどんな人物で、語り部のニックがどのような気持ちでギャツビーに接しているかを感覚として理解しているので、とても文章が考えられて書かれているのが伝わってくる。素晴らしい長編小説だと思います。
アマゾンの評判などを見てみると、「グレート・ギャツビー」を翻訳したものはたくさんある中で、この村上春樹さんが翻訳したものは、かなりフィッツジェラルドの雰囲気をそのまま描いているとのこと。村上さんのこの本に対する情熱が伝わってきます。
夏休みにこの本に出会えてよかったなぁと思います。
