Archive for 8月, 2008

ニコン D90 に触ってきました(写真、動画有り)

Posted by kharuna on 日曜日, 31 8月, 2008

今日も梅田まで用事があったので、紀伊国屋の前でやっているニコン D90 の展示会を見に行ってきました。今回は、自分が持っていた SD カードを D90 に入れさせてもらって、データを持ち帰ってきました。以下の写真と動画は全て D90 で撮影したものです。

Nikon D90

レンズは、すべてレンズキットの AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR です。ズーム倍率にすると、およそ 5.8倍 相当になります。広角側で撮った写真が下のもの(ワイド端ではなく22mm)。

Nikon D90

ズームして撮った写真が、下のものです(テレ端ではありません、55mmです)。

Nikon D90

僕は、わりとポートレイト写真というのは、ちょっと緊張して撮っちゃうことがあるんですが、このキャンペーンガールのお姉さんは、きちんと笑顔を保ってくれていて撮りやすかったです。ありがとうございます。

Nikon D90

↑これはワイド端(18mm)で撮った写真。下の写真が、24mmですね。

Nikon D90

僕は、D70 ユーザーで、その写真に慣れています。D90 で撮った感じとしては、より自然な色が出ていて、ホワイトバランスの性能が上がっている気がしますね。ニコンの社員さんもホワイトバランスを強化しましたというようなことをおっしゃってましたし、僕は D90 の色合いは気に入りました。D70 もいいカメラですけど、ちょっとホワイトバランスの弱いところがあるので、この点に関しては評価できます。

で、驚きなのが動画機能です。前のエントリーでも書きましたが、「一眼レフにおまけ的に付いている動画機能」ではなくて、けっこう本格的に撮影できるレベルなんです。下の動画をご覧ください。

もともと「16:9」のワイド画面になっており、ちょっと映画チックな映りになっています。ちなみに、フォーカスはオートフォーカスではなく、マニュアルで焦点を合わせることになっています。実際に触ってみましたが、液晶がとても見やすいので、焦点を合わせるのも非常にやりやすく、マニュアルだからと言ってそれほど気にすることはないレベルだと思います。

あと、設定を変えることによって、白黒やセピア調で動画撮影することも可能です。以下の動画がセピア調になっています。

セピア調になっただけで、がらりと印象が変わりますよね。セピアの階調も微調整できるようです。静止画も撮影した後にカメラで編集でき、D80 の流れを良い形で受け継いでいると思います。

あと、ライブビューにした状態で静止画も撮影できるのですが、これはファインダーで撮影するよりもレスポンスが遅く、「一応できますよ」というレベルに感じました。顔認識機能もあってそれなりに認識してくれるのですが(横顔などはちょっと認識しづらい)、結局ライブビューなのでその遅さが気になりました。

というわけで、ざっと触ってみた感想としては、初心者から写真愛好家までターゲットにしたカメラとしては素晴らしい出来だと思います。動画機能も素晴らしく、それほど長時間撮るのでなければ十分なレベルだと思います。また、静止画についてはライブビューのレスポンスが遅いですが、ファインダーをのぞいて撮る分には全く問題ないので、今までファインダーで慣れている人には気にならないと思います。

静止画のレベルに関しては、上の写真を参考になさってください。僕には素晴らしいレベルではないかと思います。

Nikon D90

以上、ニコン D90 リポートでした。

関連記事:
ニコン「D90」発売!(D80の後継機種) | The Magic Hour
ニコン D90 を早くも使っている外国人のムービー | The Magic Hour
ニコン D90 に触ってきました | The Magic Hour


ニコン D90 に触ってきました

Posted by kharuna on 日曜日, 31 8月, 2008

昨日、梅田の紀伊国屋に行くと、ふとその前でニコンがキャンペーンをやっていました。9月19日に発売する「ニコン D90」に触れてみることができるというキャンペーンです。この新機種に大注目している僕が、さっそく実機を触らせてもらいました。

Nikon D90

持った感触は、D80 と同じような感じで、D70 よりはちょっと小さいというところです(僕が持っているのは D70)。ただ、ニコン独特の高級感というか、スカスカした感じは全くなく、持っていてとてもうれしい質感になっています。

で、びっくりしたのが、動画のクオリティの高さ!「世界で初めての一眼レフによる動画モードだし、おまけ的なものなのかなぁ。」と漠然と思っていたのですが、その考えは見事に覆されました。最大1,280×720ピクセルという高解像度で、しかも色がわりと暖色系寄りというか、ほっとさせてくれる作りになっています。

レンズ交換をしてみたのですが、レンズが変わると当然映りも変わってきて、それぞれに楽しめます。あと、コンパクトデジカメのムービー機能では難しい「ボケ具合」が出ていて、映画を撮っている気分になりますよ。けっこう楽しいです。

Nikon D90

そして、その動画を確認できる液晶が、信じられないくらいに高画質。3インチの大きさで92万画素ということで、ニコンの社員さんによれば、パソコンで見ているのとそう変わらないクオリティが保たれているとのこと。確かに、液晶の見えやすさは半端ではありませんでした。これは、とてもいい一眼レフだと思いますねぇ・・。

ところで、このブログで使っている写真は、リコーの「GR DIGITAL」を使っているのですが、ニコンの社員さんによれば、「GR DIGITAL」を開発した人がこの D90 の開発に携わっているとのこと。ニコンの社員さんも「GR DIGITAL」の良さは認めているようでした。8月31日(今日)もやっているので、行ける人は行ってみてはいかがでしょうか?

関連記事:
ニコン「D90」発売!(D80の後継機種) | The Magic Hour
ニコン D90 を早くも使っている外国人のムービー | The Magic Hour


【映画】インクレディブル・ハルク

Posted by kharuna on 日曜日, 31 8月, 2008

「インクレディブル・ハルク」を観に行ってきました。

予告

公式サイト
インクレディブル・ハルク – オフィシャルサイト

これは面白かったです。ハルクっていうのは、バットマンとかスパイダーマンみたいに、「自分から進んでヒーローになる」設定と違って、「変身したくないのに、心拍数が200を超えると自分の意志とは関係なく変身してしまう」ヒーローとして描かれています。ですので、ハルクの特徴として、変身したくないのに変身してしまうという主人公の悩みが一つのテーマとなっています。

で、2003年のアン・リー監督による「ハルク」は、主人公の悩みの部分を大きく描きすぎたというか、暗い部分ばかりクローズアップしたため、もう一つ突き抜けたものが感じられませんでした。

そして、今回は監督もキャストも一新して、再び撮り直しています。主人公にはエドワード・ノートン。正直、このキャスティングを聞いた時は驚きました。だってね、エドワード・ノートンと言えば、オスカー候補に2回も選ばれている演技派俳優ですよ?

それで、ちょっと調べてみたんですけど、エドワード・ノートンは、一度は出演を断ったそうです。ただ、マーブルの方から「脚本を自分で書き換えてもいいから」ということで出演を決めたそうです。あと、ノートンは監督業にも興味があるみたいで、ハルクに出演することによって、VFXなどの特殊効果も学びたいという意向もあったようでした。

僕は、このノートンが演じるハルクはとてもよかったと思います。ノートンってちょっと線が細いというか、あまり肉体派には見えないんですけど、それがかえってすごい迫力で登場するハルクとの良いギャップになっていると思います。知的なところも役に合ってますよね。

映画自体は、主人公の悩める部分も描きつつ、すごいアクションあり、戦闘シーンありで大迫力に仕上がっています。ハルクの最大のライバル、アボミネーションが登場する過程もきちんと描かれており、最後の対戦シーンは素晴らしいと思います。

あと、なぜ変身した後もズボンが破れないのかとか、ヒロインとのラブシーンでハルクならではの、ちょっと困ったことになるとか、そういう小ネタもあってなかなか楽しめます。

マーブルとしては、「アイアンマン」、「ハルク」、そして来年以降に「アイアンマン2」、「マイティ・ソー」、「キャプテン・アメリカ」と製作して、最後にアメコミヒーローが集結する「アベンジャーズ」へとつなげるようです。楽しみですねぇ。


【book】グレート・ギャツビー

Posted by kharuna on 土曜日, 30 8月, 2008

村上春樹さん翻訳の「グレート・ギャツビー」を読了しました。大学の後輩から借りた本です。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
スコット フィッツジェラルド 村上春樹
中央公論新社
売り上げランキング: 618
おすすめ度の平均: 4.5

3 現代の語り口にするにはちょっと無理があるかな。
4 暑い夏にまた読み返したいと思います。
5 「平等の国アメリカ」のウソ
5 古き良き時代への妄執の恐ろしさ
5 ギャツビー氏の人間性について

この本の作者、スコット・フィッツジェラルドという人は、アメリカでは教科書にも使われているような小説家で、F・スコット・フィッツジェラルド – Wikipedia によれば、20世紀を代表するアメリカ文学者だそうです。

フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド(Francis Scott Key Fitzgerald, 1896年9月24日 – 1940年12月21日)は、アメリカの小説家。一般にはF・スコット・フィッツジェラルドと称される。失われた世代を代表する作家の一人。

その中でも、この「グレート・ギャツビー」という作品は、フィッツジェラルドを代表する長編小説であり、出版した当初は2万部そこそこしか売れなかったらしいのですが、フィッツジェラルドの死後、その素晴らしさが認められ、飛ぶように売れ、今ではアメリカの教科書にも載っているそうです。

と、そんな知識はこの本を読んだ後にインターネットで調べて知りました。この本を手にした時は、前知識なし、ただ単に村上春樹の翻訳本を読んでみたくて、たまたま後輩が貸してくれたこの本を読んだのでした。そんな状態で読んだ感想としては、

・前半は、人間関係がよくわからなくて、最終的にどのような結末になるのかよくわからなくて、ただただ読んでいた。
・後半になるにつれ、「あぁ、この本はそういう結末に向かって進んでいくのか。」ということがじわじわとわかってきて、ページをめくるスピードが上がる。
・村上春樹さんによるあとがきを読み、この本がどれほど村上さんにとって大切で、そしてフィッツジェラルドという作者がどんな人かを知ることができた。

というものでした。一通り読んでみると、じわーんと面白かった、という印象。ただ、読み終わってから、もう一度最初から読んでみたんですけど、これが1回目に読んだ時とは全然一つ一つの文章が違って見える。1回読んでいると、ギャツビーがどんな人物で、語り部のニックがどのような気持ちでギャツビーに接しているかを感覚として理解しているので、とても文章が考えられて書かれているのが伝わってくる。素晴らしい長編小説だと思います。

アマゾンの評判などを見てみると、「グレート・ギャツビー」を翻訳したものはたくさんある中で、この村上春樹さんが翻訳したものは、かなりフィッツジェラルドの雰囲気をそのまま描いているとのこと。村上さんのこの本に対する情熱が伝わってきます。

夏休みにこの本に出会えてよかったなぁと思います。


ニコン D90 を早くも使っている外国人のムービー

Posted by kharuna on 金曜日, 29 8月, 2008

動画も撮影できるデジタル一眼レフカメラ「ニコンD90」の詳細をチェック(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

上の記事で知ったんですが、ニコンの D90 を早くも先行入手し、使っている外国人写真家がいるそうです。しかも、その外国人(Chase Jarvisさん)は、クールなムービーにしてその使い勝手を YouTube で公開しています。そのムービーが以下のもの。

見てみるとわかるんですが、めっちゃかっこいいムービーに仕上がっています。いやぁ、僕もこんな写真家になりたいですねぇ・・。音楽といい、編集の仕方といい、これをそのまま D90 のプロモーションに使ってもよさそうなムービーです。

ちなみに、Jarvis さんのサイトを訪れてみると、ブログに詳しく使用感が書いてありました。

Chase Jarvis Blog: Chase Jarvis RAW: Advance Testing the Nikon D90

英語ですけど、かなり細かくがっつり書かれています。

1. The D-movie. HD720 video in an dSLR is really big news. It’s so cool that we’re seeing the merging of high quality still and video pictures into the same camera. Sure, for us pros, we’ve got the RED camera. But for everybody else? This is the future. People: this is an SLR that shoots killer video!

やっぱり動画が撮れることを大きく評価しているみたいです。しかも高画質で、レンズ交換によってバリエーション豊かな動画が撮れることが素晴らしいようです。D90 | D-MOVIEで、D90 で撮った動画が見られるようです。

また、D3 を使うようなプロには最高のセカンドカメラとして使えると書かれていますし、

3. Image Quality. The sensor is really top tier for a camera targeted at advanced amateurs. The high ISO capabilities are going to be a welcome addition to cameras in this price point. Want to take images of your kid in the rain at his baseball game at 7pm? This is your camera. It’s the D300 sensor with some juice.

↑この文章から、雨の日の夕方(つまりは暗くなっても)、ISO 感度を高くして撮るのにも十分なセンサーを持っていると書かれています。ニコンは D50 あたりから、かなり高感度の写真にも力を入れていますよね。あとは、人間工学に基づいた手になじみやすい形だとも書かれています。

いやぁ、ニコンは新機種を出すたびに、ほんと進歩を見せてくれるというか、楽しみなカメラですよね。

関連記事:
ニコン「D90」発売!(D80の後継機種) | The Magic Hour


ハイボールの楽しみ

Posted by kharuna on 木曜日, 28 8月, 2008

ネタフルのコグレさんが、ハイボールについて熱く語っているのを読んで、僕も「そういえば、僕もハイボール好きだよなぁ。」と思ったので、ちょこっと書いてみます。

ハイボールって何?という人は、Wikipediaの説明が良いんじゃないかと思います。

ハイボール (Highball) とは、スピリッツをソーダやトニックウォーターなどの炭酸飲料で割ったもの。日本では、ウイスキーをソーダ水で割ったものを一般的に指す。

で、僕もハイボールが好きで、ウィスキーを炭酸水で割ってよく飲んでいます。同じ炭酸つながりでいくと、ビールとはどう違うのと思われるかもしれないですけど、ビールよりもさっぱり感が強いです。ハイボールにレモンを混ぜてもおいしいんですが、そうするとますますさっぱりしますね。

あと、ウィスキーの量を調節できるので、その時の気分でアルコールの強さを調節できます。僕は、夏の暑い日なんかは、ちょっと薄めに作ってがんがん飲む、というような調節をしています。

【近ごろ都に流行するもの】ハイボール復活 日本の味と意外な相性 (1/2ページ) – MSN産経ニュース

で、僕は知らなかったんですが、上の記事によるとハイボールというのは、昭和の高度経済成長期によく飲まれたようです。もんじゃ焼やホルモンをハイボールで流し込む。いやぁ、自然に顔がほころびますよねぇ。

てなわけで、ウィスキーの香りも楽しめるハイボール。皆さんも一度やってみてはいかがでしょうか?ウィスキーのおいしさ発見にもつながると思いますよ。


ニコン「D90」発売!(D80の後継機種)

Posted by kharuna on 水曜日, 27 8月, 2008

ニコンから新しいデジタル一眼レフカメラ「Nikon D90」が発売されました。

ここの記事によると、「D80」の後継機種のようで、「ニッコールレンズ発売75周年と、ニコンカメラ60周年を記念した記念製品。」というニコンにとって重要な位置を占める製品になるようです。

いくつかレンズキットの種類があって、

・ボディのみ(12万円前後)
・「D90 AF-S DX 18-55G VRレンズキット」(13万5,000円前後)
・「D90 AF-S DX 18-105 G VRレンズキット」(17万円前後)
・「D90 AF-S DX VR 18-200Gレンズキット」(21万円前後)

というラインナップのようです。「レンズキットにしては非常にすぐれた名レンズ」と言われた「AF-S DX18-70G」は今回はラインナップに入ってないようです。D70からD300までレンズキットに採用された素晴らしいレンズだと思うんですけどね。

で、今回 D90 と同時発売となる「AF-S DX NIKKOR 18-105mm」が、新たにレンズキットとして採用されたようです。開放の F値 が 3.5 ですから、それなりに明るいのではないでしょうか。それよりも「VR」が付きましたね。手ぶれ防止機能です。僕は、今まで「VR」レンズを使ったことがないのですが、ネットなどの評価を見てみると、ニコンの VR はかなり好評のようです。

僕が買うなら、やっぱり「D90 AF-S DX 18-105 G VRレンズキット」でしょうねぇ・・。でも4年前に買った D70 がめちゃめちゃ調子いいので(笑)、全然買う予定がありません。こないだ北海道行ったときに、2GBのコンパクトフラッシュを買い増ししたので、ますます D70 を使うと思います(ちなみに D90 はSDカード)。

あと、
・D90
・AF-S DX NIKKOR 18-105mm
・SB-400
・限定ストラップ
が、セットになった「アニバーサリーキット」というのも限定で発売されるそうです。個人的に、今回の発表で気になったのは、GPSユニット GP-1です。D90 などに装着して、写真を撮った位置情報が記録されるようです。

あ、そうそう、なんと世界で初めて動画が撮影できる一眼レフになるそうです。最大1,280×720ピクセルまで撮影できるとのことですから、けっこう高画質ですよね。「ファインダーをのぞきながら撮るのかな?」と思ったんですけど、液晶を見ながら撮影できるとのことです。

9月19日発売。ターゲットとしては、初めての一眼レフから、ちょいと上級にステップアップしようかな、という人たちでしょうか。僕も、もし買い換えるとしたらこの D90 でしょうね。


【映画】落語娘

Posted by kharuna on 日曜日, 24 8月, 2008

うーん、なぜ笑いを求める落語をテーマにして、あのようなおどろおどろしい作りにしてしまったのでしょうか・・(今回ちょっと辛口です・・)。

公式サイト
【落語娘】公式サイト

いや、確かに落語というのは「何でもあり」で、あえておどろおどろしい内容にして緊張を高め、そして一気に力の抜けるオチを持って来て笑いを誘う、という手法もあります。ただ、この映画は全般にわたってほとんど笑いらしい笑いもなかったし、ずーっと緊張しっぱなしでした・・。

「落語娘」というタイトルで、僕は落語好きなので観に行ったのですが、これは別に落語をテーマにしなくてもいいような気もします・・。で、「浪曲」だったらどうなのだろうか、と思ったのですが、ますます内容が重くなりそうで、これはこれで「落語」が合っているのかなとも思ってみたり・・。どうもすっきりしないです。

ただねぇ・・、僕は枝雀さんの落語をよく聴くのですが、なんだか落語にある世界観と、この映画にある世界観ではすごく違和感を感じました。

去年観た落語の映画「しゃべれどもしゃべれども」は、心が温まって、「自分も落語をやってみようかな。」と思わせる素晴らしい作りだったのに対して、今作はどうも落語の面白さが伝わってきませんでした。

せっかくミムラがあんなに落語が好きで、噺上手な役を演じているのですからそこをもっとクローズアップして、「女でもここまで落語が面白くできる!」というような痛快なストーリーが良かったなぁと思います。

僕は、「映画というのは、2時間あればどこかに面白いところがある。」という山田洋次監督の考えがとても好きで、この映画にもやっぱりいいなと思うところはあります。例えば、徐々に緊張を高めていく演出方法だったり、津川雅彦の素晴らしい演技だったり。

でもなぜ、テーマが落語なのか。そこが本当に腑に落ちなくてこのような書き方になってしまいました。どうもすみません。


【映画】ジャージの二人

Posted by kharuna on 金曜日, 22 8月, 2008

「ジャージの二人」、観てきました。

予告

公式サイト
映画「ジャージの二人」公式サイト

「なんかこう・・」、いい映画でした。予告通りの空気というか、それ以上というか、とにかく観てよかったなぁと思える映画でした。

群馬の嬬恋村がロケ地になっていて、その映像を見るだけでもずいぶん心が解放される気分です。そして、鮎川誠演じる父親と堺雅人演じる息子のゆる~い会話。夜、寝るときに二人で会話をするシーンがあるのですが、妙に長い「間」があったりして、本当に力の抜けた演技だと思います。

僕は堺雅人さんは他の映画にもよく出てくるし、よく知っていたのですが、鮎川さんのことは初めて知りました。ロックバンドをされている方なんですね。この映画では、とっても控えめで自然体。それでいて、おちゃめなところはババーンと出してくる、渋い俳優さんだなぁと思いました。誰か来るたびに、ジャージを勧めるのはとても笑えました。

携帯電話のエピソードだとか、みんなそれぞれ悩みを抱えているのに、それほど表に出てこないところとか、「ちょっと立ち止まって考える」という大切さが伝わってくる映画でした。僕はこういう映画好きですね。

ちなみに監督は、「アヒルと鴨のコインロッカー」で有名な中村義洋監督。よくこんな起承転結がつけづらい話をうまく映画にできたなぁと思いました。


【book】ハリー・ポッターと死の秘宝

Posted by kharuna on 木曜日, 21 8月, 2008

「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読み終わりました。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
J. K. ローリング
静山社 (2008-07-23)
売り上げランキング: 8
おすすめ度の平均: 4.5

2 何しろ長かった…
5 感動
5 やっと読み終えた感想は「良かった」の一言
4 遂に完結してしまいました。
5 満足

アマゾンのレビューではいろいろと言われているみたいですけど、僕は最終巻にふさわしい壮大なお話だと思いました。というか、上下巻合わせて1100ページもあるのに、まだページが足りないかのような終盤の展開はすごかったです。

最終巻は、数字で言えば第7巻ということになるのですが、1巻から6巻までのいろいろなお話が7巻に集約されていて、最初から熱心に読んでいた人にはとても感慨深いストーリーになっていると思います。僕は、ハリーポッターは第1巻から読んでいるのですが、本当に「はまった!」と言えるのは第6巻の「謎のプリンス」からです。それまでは、「流行りだから読んでみようかな。」という気持ちだったのですが、「謎のプリンス」は本当にすごかった。32歳のいい男が泣きましたもんね。

最終巻を読んでいる途中で思ったのですが、こういうファンタジー小説って「その世界観に浸れるかどうか。」というところがとても大きいと思います。僕は、「謎のプリンス」でどっぷり浸ってしまいましたので、最終巻もすんなりと入っていけました。おそらく今の状態で1巻から読んでいけば、初めて読んだ時よりも感情移入して読むことができると思います。「世界観に浸る。」というのは、本当に大事だと思いますね。

「死の秘宝」は、「謎のプリンス」ほど泣いたりはしませんでしたが、やっぱり面白かったです。これだけ世界で盛り上がって、すごい期待の中で続編を出すのってとても大変だと思うのですが、この「死の秘宝」はそれをしっかりと受け止めて、読む者を楽しませるパワーがあると思います。J.K.ローリングという人はすごい人だなぁと思いました。

アマゾンのレビューによると、日本語版も高評価ですが、英語を読める人からするとぜひ原著の英語版を読んでみてほしいというようなことが書いてありました。英語を勉強するいい機会なので、また原著にもじっくり取り組んでみたいと思います。

ハリー・ポッターは世界観にはまれば、30代(男)が読んでも十分面白いです。仕事がらみの本ももちろんいいと思うのですが、たまにはこういう文芸作品を読んでみるのもいいのではないでしょうか。

※あと、僕はアマゾンでこの本を買ったのですが、専用のブックカバーが付いていました。アマゾンオリジナルで、なかなかしっかりしたかっこいいカバーです。在庫が切れるまですべての購入者にプレゼントされるみたいですよ。