【book】ウェブ時代をゆく

6月 26th, 2008

梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」を読了しました。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
筑摩書房
売り上げランキング: 1570
おすすめ度の平均: 4.5

3 『ウェブ進化論』を理解してから読みましょう
5 福沢諭吉もビル・ゲイツも同じ「もうひとつの地球」を見ていた
4 いかに生きるべきか
5 個人の興味を爆発させることが求められる時代
3 優れた「新時代の仕事」論エッセイ

先日、「ウェブ進化論」を読了した勢いで、アマゾンでこの本を注文し、
毎晩ちょっとずつ読みました。

この本に関しては、実は「全く知らない」というわけではなくて、「リアルの世界に生きる人は、ウェブ時代をどう生きたらいいのか」と言うページで、ある程度の読み方というか、どういう内容の本かというのは、多少知っていました。

著者の梅田さんによると、この本は、

「ウェブ進化論」は頭で読む人にもOKなんだけど、「ウェブ時代をゆく」は物足りないと思う。ただ、心で読む人には届くものがあるんじゃないかと思っています。

とのことです。

確かに「ウェブ進化論」は、すごい知識とすごいポジティブ思考でほとんどのページに付箋を貼ってもいいくらいのインパクトがありました。これに対して「ウェブ時代をゆく」は、確かに知識のインパクトという面では「ウェブ進化論」にその座を譲っている気がします。

しかし、この本には、現在のウェブ時代を生きる若者にとって、その指針となるような考え方が非常にたくさん盛り込まれていると思います。梅田さんの豊富なシリコンバレーでの体験、知識を生かして多くの具体例が挙げられています。

ただ、思ったのが、「ウェブ進化論」がわりと「ネットに興味のある人」を読者層としてとらえていたのに対して、この「ウェブ時代をゆく」はもう一歩踏み込んだ人間というか、プログラマーやウェブデザイナーなどの
ある程度のITリテラシーを持った人たちを見据えて書いているように思えました。まあ、でも読む層にそういう人が多いからしょうがないと言えばしょうがないか。

僕も何かプログラミングをやってみたいなと言う気持ちはありますが、医療者としての仕事も待っているわけですし、そういう人間には「あぁ、プログラマーっていいなぁ。」と妙にうらやましい気持ちがこみ上げてくる
本だと思いました。

あと、最近「けものみち」や「高速道路」という言葉がよくネット上で見かけられますが、この本が元になっているんですね。やっぱり情報系の職に就いている人にとって、本書はとても影響力のあるものだなと思います。

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